阿寒湖のドラワカ始まって、釣り人も順調に増えています。
土日ともなればたくさんの釣り人で混雑します。
人気の大島なんてすぐに満員・・そうするとどこで釣ろうかな?って考えますよね。
実はどこだってOKなのです、辛抱強く撒けば鱒は寄ってきます。
阿寒湖は狭い湖、風向きと湖流を考えてチャミング量を少なくして撒き続ければ必ず寄ってきます。
お勧めは北岸です・・・平日火水木はワカサギ漁をしているから鱒はついています。
すぐに大島とか、小島とか・・いやボッケジカタ?
要は風向きなのだから、チャミングしたワカサギが流れてゆく方向に鱒がいるゾーンがあれば釣りは成立します。
フライだってなんだっていいのです、フィッシングランドで販売しているクーパー、ニュー阿寒ホテルのドラワカ。
いっそのことグリズリーのハックルを2枚フックを挟んで上下に目玉をつけたって釣れるのです・・すぐに擦れるけれど。
難しく考えることなんて一つもありません・・・自由に楽しめるのがチャミングのドラワカです。
引っ張たっていいのですよ・・その場合はチャミングする必要はないけどね。
と書いたところで誰も見てないか(笑)
なので今回は阿寒クラブの今年最後のイワナ釣りについて。
今年は渋かった~・・・と書くとイワナ釣りをしている釣り人風に思えるけれど、
阿寒クラブは1年に1日くらい日本海岸沿いの川へ入って釣るのが好きな「なんちゃってイワナ釣り師」です。
でも1日でもイワナを求めることで川の実情が少しは分かります。
年々川からイワナが減っている事実・・・
驚きですよ、イワナって川から湧いてくるほどいたんですよ、20年前までは。
また岩魚かよ!っていうほどいたのに、今はいません。
道南だけかなって思っていたけれど、道東もあまり変わりません。
逆に道東の方が深刻かもしれませんね。
だってアメマスが遡上していないんですから・・・していても少なすぎ。
北海道は変わりつつありますね、昔北海道の米なんて食えねぇよ!って言われていたのです。
でもこの10年くらいの間に日本一うまい米ですよ。
生産に携わる人々の努力が一番ですが、気候変動の影響もかなり大きいのです。
つまり努力で補えるのと同じくらい自然の力は大きいということが実証されているのです。
イワナ釣りへ行ってイワナを殺して持ち帰るあなた!
あなたたちは自分の手で自分の首を絞めているのと同じなのです。
あなたが殺した岩魚を自然は元に戻せません・・・そういう現代なのだと思い知ってください。
10月9日公開のAC釣チャンネル動画は道東の河川のイワナ釣りです。
何とか釣りたいという欲とともに、今の道東の懐かしい自分の原点の釣り場がどうなっているのかを見分してきました。
驚きますよ~・・・あれほど一世を風靡したアメマス河川・・イワナ河川・・見る影もありません。
「岩魚釣秋道東」です
それにしても釣れなかったなあぁ~、自分が下手ていうのももちろんあると思うけれど
岩魚居なさすぎ・・・ヤマメ多すぎ・・・サクラマスだらけ・・・白鮭少し上がってきてた。
川、埋まりすぎ・・・水少なすぎ・・・入り易すぎ・・・
どこへ向かってゆくのか北海道の川
楽しい釣りがしたい・・・悩むのは川の未来ではなくフライのサイズだけにしてほしい。