2024年阿寒湖ドラワカスタートです。
阿寒クラブは9月の中に阿寒湖大島で今年のドラワカスタートさせましたがアメマス1本と本調子には程遠くて次の週に期待をしておりました。
なかなか始まらないライズにまったり休憩しながら秋の始まりを感じての釣行もなかなか良かったです。
鱒がいなければこの釣りはできませんしね。
コーヒーが好きな阿寒クラブは大島へ行く時はコーヒーのセットを持参します。
ミルで豆を挽いて、お湯を沸かして・・風がないこの日は楽しい時間でした。
釣り人もいなくてというのも焦りがなくてよかった
ついでにキャストの練習もできました・・・練習は好きじゃないから30分くらいね。
26日の阿寒湖は珍しいくらいに雨・・次の日の朝も雨・・これが良かったのか、27日は高活性。
虹鱒もアメマスも待っていたとばかりにワカサギを食べまくってました。
午後からゲストを案内して大島へ。
北西風だったのですは途中からは西風が吹いて岩盤付近はいい流れができました。
沖合からどんどんんライズが増えてきてゲストの前には無数の虹鱒とアメマス・・もう大興奮のボイル。
56㎝の大きなレインボーを釣り上げて記念撮影・・でもその後に出たモンスターレインボーはリーダーをぶっちぎって逃走しました。
逃がした魚は・・相当にデカかったです。
ドラワカの釣りはチャミングをして鱒を呼び寄せて釣るのですが、ヒットゾーンが近すぎてついつい早合わせになってすっぽ抜けが多発します。
案外沖合へフライをキャストして、フライが見えるかなぁ~見難いなぁ~なんてときにフライに虹鱒が食いついてそのまま走り出した方が分かりやすい釣りでもあります。
ゆっくり合わせても十分ヒットします。
初心者も楽しめる釣りがドラワカです。
ベテランさんはベテランさんであるがゆえになぜ食わない?フライが悪いのか?・・疑心暗鬼になって難しくしている傾向があります。
釣れるのも釣れないのも鱒次第の釣りなんだから気楽にやってほしいものです。
また釣り場が狭いのだから時にはポジションをチェンジしながら休ませながら楽しみたいですよね。
場所を占領してひとりで10本20本釣ったからほらどうだ!みたいな釣り人はどこか他でやってください。
チャミングという通常とは違う釣りかたなのだから「遊び」と割り切って皆さんで楽しみましょう。
釣り人同志の狭い隙間へ入ろうとする釣り師も多いのですが、必ず一声かけて入るようにしましょう。
またチャミングするのだからそんな狭い釣り場ではなく自分でポイントを開拓しても面白いと思いますよ。
阿寒湖には大島以外にもたくさんのポイントがありますからね。
小島、ヤイタイ島、ヤイタイ崎、恩根内・・すべてに虹鱒はいます。
ワカサギが流れる風向きにさえ注意すればどこでもできます。
また当然チャミングではなくストリーマーを引いて釣りする人もいます。
そんな先行者のそばに入るときにはチャミングしてもよいかと確認をしましょう・・これもマナーです。
多数がやっているからそれが優先されるべきではありません。
観ていて「情けない、往生際が悪い」と思うのがフライフックにワカサギをつける釣りかた・・結構見かけます。
レギュレーションで餌釣はOKでもフライフィッシングタックルで餌はなんていうのか・・潔くありませんね・・。
遊びなんだから、釣れないことも楽しんで!と僕は言いたい。
阿寒クラブはこの時期のドラワカ釣りをフライフィッシングだとは思っていません。
春先のドラワカはチャミングなんてしませんからドライフライフィッシングです。
秋のドラワカは海で行う撒き餌の釣りと同じだと思っています。
フライのタックルで、巻いたフライで釣る!ということが唯一フライフィッシング的な釣りとし楽しめる要素です。
早い話が「遊びの釣り」です。
兎も角これから11月の末阿寒湖が禁漁になるまで大きな鱒との遊びを心行くまで楽しみましょう。