阿寒クラブWEBSHOPはフライがSOLDOUTである場合が多い。
前回の投稿でも書きましたが、今年はこの問題を解決する決意です!
今年こそはシーズン前にフライをたくさん巻いて在庫を潤沢にする!
その為には
めちゃくちゃ面白い北海道の春のアメマス釣りを今年は封印する!
今年の釣りスタートは阿寒湖の解禁!!それまでは釣りへ行かない!
言い切った・・いや書き切った・・文書にしてしまったね~・・もう後戻りはできないよねぇ~
フライが在庫できない理由の一番は自身の釣りを優先する店主の怠慢が理由ですが、
実はその根底にはフライタイイングそのものに悩みがあることをちょっと書きましょう。
その悩みというのは
販売するフライは在庫するほど作り置きしても問題ないのかってことです。
販売するうえで人様の手に渡ってからのフライの状況はなかなか分からない。
自分が使っているフライはすべて失敗作かテスト品で、時には昨年使って釣れたもの(釣れなかったものは基本捨てる)もある。
いくらかの劣化を確認できるものはあるが、それでもキャスとしてバラけたとか、鱒をヒットしたら壊れたとかはない。
新作テストの場合は「これは使えないなぁー」というのはあるけどね。
おそらく販売品は大丈夫だろうとは思うが・・小心者であるがゆえにやっぱり不安なのだ。
ストリーマー系統はそこそこ持つと思う・・自分が使って実感済み。
問題はドライフライ群とドラワカ。
勿論モンカゲフライも前年のものを使うこともあるし、使用したものも使っている。
使用後は乾かしたりハックルやウイングを指で調整してケースに戻している。
ハックルがとれていたりテールがなくなっているものは使わないことが多い。
ただ気持ちとしてハックルなどケープから外して巻いてしまったストークなどは単純に劣化することは当然だと思う。
ケープについているハックルと外して保管しているハックルではファイバーの強度は明らかに違う。
だから巻いたもの、使用したものならばなおさら強度は落ちてしまうだろうと思っている。
ドラワカは変色などの問題もあるし、素材自体がほぼシンセティックなものだけに素材自体の硬化や劣化がある。
接着効果も1年で相当に落ちるように感じている。
これこそ作って1年以上のものは在庫したくないので、常にシーズンインギリギリ製品化し販売している。
出来ればドラワカは受注生産で対応するべきだと思うんだよね。
そう考えるとフライはやっぱり生もの!
すべてのフライを受注生産というのはどうなのか。
注文品に追われるようになれば釣にもいかないだろうから・・ね
某ホテル様の売店のフライは受注生産なので納期は守ってる・・ギリギリだけど
天の声
こんなことを考えている暇があればフライを巻けよ!
ハイいかにもその通りです・・頑張ります。