阿寒湖も阿寒川も本格的な紅葉シーズンに入りました。
釣りをしていても山々の色とりどりの風景に癒されますね。
10/10 夕方6時30分からYouTubeでアップしているのは10月初めの阿寒川の景色です。
まだ紅葉の始まり時期でしたが色づいた紅葉が黄色だったりオレンジだったりと楽しませてくれました。
今年は5月から10月まで毎月阿寒川で釣りをしました。
鱒は放流しているのでたくさんの姿を見ることができたし、
都度変わる阿寒川の変化や昆虫類など含めた生態系についてもたくさん知ることができて自分の釣の幅が少し広がったように思います。
ただ少し残念に感じたのは釣れる虹鱒の姿態・・魚体です。
もちろんこれぞ虹鱒!という魚体も釣れるようですが僕が釣った魚体はどれも美しさから少し離れた魚体ばかりでした。
そこだけが今年の釣の中で少し気になった部分です。
これだけ素晴らしい阿寒川で釣れる鱒は放流と言えどもそれなりの魚体であって欲しいと思いましたね。
もちろん阿寒川の虹鱒の生息数は他の北海道の川に比べてもシーズンを通して多いでしょうし釣果も安定しているので釣りフィールドとしては良いと思います。
しかし北海道の河川は虹鱒の数は少なくとも自然交配して育った見事な魚体の虹鱒が釣れます。
それが釣り人の一番の楽しみでもあります。
言葉は悪いですが「ぼろ鱒、雑巾鱒」と揶揄される放流虹鱒が阿寒川の鱒であることが僕には残念でならないのです。
放流魚が育つ養魚場の管理環境が一番の問題なのかもしれません。
組合には何とか今の状況を改善していただいて美しい虹鱒がたくさん棲む美しい阿寒川を目指して頂きたいと思います。
同時に我々釣り人も積極的に改善を求めて行きたいと思いますし、阿寒川の生態系が維持できるような環境へのお手伝いもしたいと思います。
木にぶら下がるティペットが付いたインジケーター、岩や足元に露出しているリーダーやティペット、ルアー、フライなどなど回収してゆかなければいけません。
釣り人の愚行を責めるのではなく見つけた人が回収するように努めましょう。
阿寒川ですれ違う釣り人は皆さんとってもフレンドリーで優しい・・これも阿寒川の大きな魅力の一つです。
阿寒湖、阿寒川のこれからは漁協と地元の人と訪れる人が考え、造って行くことで決まる!
当WEBの冒頭にありますように西山徹さんの言葉が全てなのです。
っとそんなことを改めて考えた阿寒川の映像です。