AC釣チャンネルの次回公開動画は
そして8月9日19時から公開するのはこのブログの阿寒川の釣りです。
沢山のご視聴お待ちしております。
では本文へ
引き続き14日は阿寒川へ
今年は中村ガイドにお願いをしてA氏を案内してもらいました。
ホテル裏から鉄塔までの中流域をメインに釣りました。
6月の中旬ともなれば阿寒川はドライフライシーズン!・・・いえいえ阿寒川はそう甘くはない川です。
午前中の虹鱒はあまりヤル気がありません。
底の定位置でのんびり餌を待っていることが多いのでニンフの釣りが有効なのです。
使うニンフはモンカゲロウ!ですが、中村ガイドの選択は?
いつもの阿寒川ニンフでした。
虹鱒の付いているレーンへフライ先行で沈めてゆくのがかなり難しい。
久しぶりのニンフの釣りにA氏も戸惑いを隠せません・・・しかし
流石の釣り師魂に火が付き中村ガイドから手ほどきを受けたメンディングを駆使してヒット!
中流域の虹鱒は放流から1年以上阿寒川で生きている個体が多く、鰭なども回復してよいファイトをします。
A氏がヒットした個体も非常に強い虹鱒でした。
ネットインに備えた中村ガイドも虹鱒の速い動きについていけません。
ネットインしてびっくりのきれいな個体でした。
木の枝が覆いかぶさった対岸のバンクでライズがありました。
狭いポイントなのでニンフとインジケーターではその場所へフライを送り込めません。
ドライフライに変えて再度トライしました。
使用したのは阿寒クラブのモンカゲフローティングピューパビッグウイングパターン。
つまりモンカゲニンフのぶら下がりタイプ・・ウイングとインジケータポスト以外は沈んでいます。
ライズポイント届かないと反応しないのですが、A氏は粘りながらトライし続けました。
そしてガボッ!、音とともにフライが消えました。
レッドバンドが強烈な印象の虹鱒でした。
その後も各ポイントでは中村ガイドの適切なフライを流すレーンへの指示とそれにこたえるゲスト。
フックオフもありましたが確実に虹鱒をヒットさせてゆきました。
前半はニンフの釣りでしたが、午後1時を過ぎればドライへの反応が良くなります。
阿寒川の6月はビッグドライフライで楽しみたい・・誰もがそう願っています。
複雑な流れではメンディングが必要です。
ロングティペットリーダーを使ってラインをたるませてドライへの反応を待つ方法もありますが
バーブがしっかりついたフライでもなければ阿寒川の虹鱒は簡単に外してしまいます。
リーダーもティペットもしっかりと張った状態で流して一度のバイトをしっかりフッキングさせることが必要なのです。
中村ガイドもゲストもその重要な部分を維持して次々虹鱒を攻略してゆきました。
いよいよ本日の終了地点が見えてきました。
しかしその前には何の変哲もない流れに最高の虹鱒が潜むポイントがありました。
中村ガイドの指示のもとフライを回転しないようナチュラルに流してゆきます。
突然水面が割れて飛沫が上がりました・・ゲストは出るのはもう少し下の方だろうと油断していました。
合わせましたがフライは宙に舞いました。
こういうこともあるのが阿寒川です。
でもその後にしっかりと小ぶりだけどネイティブのような虹鱒を釣っているゲストでした。
数日前に左ひざを痛めていて阿寒川の上り下りを心配しましたが、さすがに釣り人です、
アドレナリンも出たのでしょうね、痛みを感じることなく終了できました。
そしてその後は味心で楽しい釣り談義をしました。