数日前の金曜日はバレンタイン
日本では女性からチョコをもらうのが一般的な日である。
しかし阿寒クラブの家庭ではジジイが頑張ってスイーツを作って家族に食べさせる日・・になった。
今回の目玉はレーズン生チョコケーキ・・カットしてみるとレーズンが底に沈み固まっちゃった
1年ほど前から1週間に数日、夕飯を作っている。
理由はInstagramで美味しそうなレシピを見つけたことだ。
思わずいいね!しちゃうとさらにその表示が増えて「おっお~これ美味そう」などと保存までしちゃっうジジイ。
保存も料理素材に合わせてしていたらいつしか駆け出しの料理研究家のよう・・言い過ぎ
チーズケーキを作る過程で余る卵白で作ったメレンゲクッキー
ある日嫁と娘がサウナへ行くという。
夕飯もそこで食べるからお寿司でも買ってこようかと嫁が言うので「いや自分で作るよ」とジジイ。
独身時代や単身赴任の頃は自分で作ていたから初めてというわけではないが久しぶりに血が騒いだ。
必要な材料を書き出して冷蔵庫を観つつ必要なものをスーパーへ買いに行く。
使う調味料は調べてないものは全て買う・・おかげて家の調味料はかなり充実した。
休みなので酒のアテも含めて何品か作った。
スマホで撮影して家族LINEにアップしてプチ自慢。
家族からは美味しそう!いいね!食べたい!など上々の評価。
これに満足したジジイは自らそのハードルを上げていった。
週2回は作るから!高らかに宣言すると嫁が週3のパートの時に作ってというリクエスト。
そうして阿寒クラブの料理日は週3回・・今も続いている。
メニューはインスタで見つけたレシピの再現だけである。
オリジナルはしない・・なぜならオリジナルは事故を招きかねない。
インスタの動画を観て大まかな作業工程は理解するが基本はキャプションを観て紙に順番をメモをする。
つまり覚えきれない老人は何度も何度も画面を見ないと進めない・・それならば自分でメモ書きをして・・となったのだ。
出来栄え点は60点くらいか・・味は90点くらいの高得点のレーズン生チョコケーキ
それはともかく今回はバレンタイン・・それはチョコレートの日
家を出ていた娘も久しぶりに戻るというので張り切って2品のスイーツを考えた。
ラムレーズンの入った生チョコケーキとシンプルなベークドチーズケーキ。
作り方はインスタにもあるし僕の好きなデリッシュキッチンにも品名さえ入れると出てくるので割愛する。
出来上がったラムレーズン入生チョコケーキもチーズケーキも余った素材で追加したメレンゲクッキーも食した評判は上々。
自分で食べても美味しいと思ったほどだ。
流石にインスタレシピである。
ケースからはがせずカットして取り出したら見栄えが・・無残なチーズケーキ画像加工
唯一の失敗はその見た目・・型に入れて焼き上げるだけだから間違いがないと思われるかもしれないが
実はその完成形が一番難しいと思った。
型のサイズが無かったり大きさが違うだけで出来上がりの見た目が違う
切り出すためのナイフの使い方でも切り口が美しくない。
料理も同じだが美味しい味付けのものは意外に簡単にできるが、
料理もスイーツもその見た目・・つまり容姿がいかに大切かを思い知るのだ。
人同士の付き合いであれば見てくれに惑わされる年頃は確かにあるが、心音に本当の安らぎを感じる時は必ず来るものだ。
しかし料理やスイーツにはそれがないように思う。
美と味のバランスがとれているものが素晴らしい?・・勝手な思い込みなので異論はご容赦。
味だけを評価してくれるのは家族のやさしさに他ならないのである。
家族よありがとう!
おかげでこれからも美味しいものを味わっていただけるように頑張るジジイです。