2025年最初のフライフィッシングの更新はフライマテリアルの作成

阿寒クラブ釣りの始動は3月。

若かりし頃は釣りは通年行うもので大河や湖、海へとあちこち雪降る中を歩いておりました。

しかし経験値も増えて、腰が重くなり、齢も加わって、目も悪くなって、運転も面倒になって・・・どんどん始動が遅くなっているのだ。

今年こそは原点に戻って頑張って釣り行こう!などとは決して思いません。

ぬくぬくとタイイングテーブルに座ってぼんやりとシーズンに思いを馳せることが多い近頃であります。

そんな中でフライタックルの整理点検や消耗品の補充していたら見つけたのが頂き物のダイイングセット・・染粉ですね。

その昔にネットを通じて知り合いになった方から送られてきたのがこちら

2003年の手紙があったのでかれこれ22年前のこと・・・それを今まで温めていたというのもどうなんでしょう。

ふと思い立ってそれを試してみることにした。

染めたのは同送して頂いたマルチベルベという製品。

当時フライ業界で流行っていたストリーマー用の素材「ボディウイングプロテクター」という製品の同様の製品で高コスパであると記載されていた。

お湯を使って染めていくのだが定着させるためには助剤というのもが必要ともあった。

とりあえずはそのまま、マルチベルベと皮スウェードを染めてみた。

まずまず思い通りの色とはいかなかったが染めることが出来た。

実施に水に入れてみたが色落ちはしない・・が使用していけば薄くなるのかもしれない。

赤とオリーブを使ったが数色を混ぜ込んで好みの色合いを作るのがいいようだ。

トラウトガムの素材にも染めてみればブラウン系に仕上がってこれはいい感じがした。

こちらがマルチベルベを使用したストリーマー・・天然素材を使用しないことが目的だったがハックルは使い慣れた方が良い感じだ。

天然素材の高騰もさることながらなにせ入手が困難マテリアルが増えてきて困っている。

それらを打開するためにも加工可能な人口素材を使うのも一つの方法でもある。

半面、人工マテリアルの環境面の配慮も必要だし。

特に自然分解されない石油系製品は要注意だ。

トラウトガムは何種類か巻いたけれど見た目もこれが気に入った。

やっぱりボディにはシールズファーブレンドを使っちゃった。

今のところは染めただけで実際に釣りには使用していないから何とも言えんが

長年の感は・・・あてにならん感かもしれんが・・「いけるんじゃないか」と囁く。

3月の初釣りはこれらを試したいと思う。

 

それにしてもこのマテリアルを送ってくれた文三さんは元気でいるのだろうか。

もし元気でこのblogを見ているのならば連絡くれる嬉しいなぁ~とか思う。

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