阿寒クラブのドラワカのチャミングはこうする!

2024年11月30日が阿寒湖の禁漁日です。

楽しかった2024年シーズンも終わりますね・・・悲しい

 

解禁から最後まで難しかった阿寒湖ですが、ドラワカは別物だから大丈夫!って思ていたら

今年はなかなか厳しい日が多かった阿寒湖のドラワカです。

それでも阿寒クラブは自分も楽しみ、ゲストも楽しく案内できました。

 

そこで阿寒クラブの厳しい時のドラワカメソッドについて書いてみました・・・今更?

 

阿寒クラブがドラワカの釣りでゲストを案内するのは大島が一番多いです。

理由は簡単!阿寒湖の中でもドラワカスポットは大島が多いからです。

3面をかけ上がりに囲まれている大島は最もポピュラーな船が着く北向きの浜?湾?を除けば

全部がドラワカスポットといっても過言ではありません。

例えば風向きが早朝は北東、途中で南西という予報。

その場合は朝は船が着く砂浜から葦際で釣りが可能です。

ガレバや大島前方向へチャミングが流れてゆきます。

風向きが途中から南寄りに代われば雄阿寒岳川の東の岩盤、もしくは馬の背へ移動します。

北岸方向へチャミングワカサギが流れてゆきます。

 

土日の人が多い時は無理としても平日は人が少ないのでこうした移動が可能です。

 

ただし、風が巻いていたり、潮目がころころ変わる場合は特性上チャミングをしたスポットからなかなか離れずらいものがあります。

せっかく撒いたのに今ここで移って、移った後にライズ祭りになったりして・・

新しいスポットに移れば新たに撒かないといけない・・撒いた分がもったいない・・

疑心暗鬼に陥りますね。

でも大丈夫・・あなたがそこを観なければ移った後のことはわかりませんから・・気にしないでどんどん移りましょう。

今年は特にワカサギを撒いてから1時間から2時間は反応や効果(ライズやボイル)が出ないことが多かったのです。

高水温の影響で岸よりしていないケースが多かったということですかね・・だから辛抱強く撒き続けることが大切なのです。

しかし辛抱強く闇雲に撒き続ければ効果的かといえばそうでもないように思うのです。

 

なのでチャミングはこうしましょう!by阿寒クラブ

寄せる為にはチャミングワカサギは大量に撒くのではなく、一度のチャミング数は2から3匹くらいで3分から5分に一度くらいのペース。

虹鱒のいる沖目のポイントに少しづつ流れていくイメージを持つことが大事なのです。

風や湖流で発生した潮目に沿って少量流しましょう。

遠くでライズがあればそれは大正解、必ず近くへ寄ってきます。

 

頻繁に大量にチャミングする釣り人がいればそれはラッキーです・・どんどん寄せていただきましょう。

ライズが寄ってきてキャストレンジに入ればチャミングはさらに少なく1匹程度で鱒の進行方向へ。

フライはさらにその先へ置いておきましょう。

1匹のワカサギを食べた虹鱒はその周辺でウロウロワカサギを探します。

撒く数量を抑えることで鱒に危機感を与えましょう。

鱒が危機感を持つかどうかはわかりませんが、ワカサギを食べられなかった鱒は必死に探しているはず。

そして少し離れた場所に浮かぶワカサギをパクっと食べれば・・それはあなたのドラワカです。

あとは豪快なファイトを思う存分楽しみましょう。

 

本当は教えたくない阿寒クラブのマル秘・・追テク

こうするとさらに反応は増えるテクニックも調子に乗って紹介します。

チャミングする時って皆さんフライはどこに置いていますか?

今までライズがあった場所に置いていませんか?

阿寒クラブはライズが終わってフライが食べられない場合は

スローリトリーブ(この時、食べられる時もある!)してロッドのティップくらいまでフライを引き寄せます。

再びフライラインを出してキャストできる準備をしてからチャミングします。

 

つまりチャミングする時はフライは自分の目の前に置いておきます。

で次のような方法でスタート

 

ワカサギ(2から3匹)をチャミングする

ライズが始まる

撒いた数のライズが終わる頃・・残りが1つくらいがベスト

鱒の進行方向へフライをキャスト

鱒が探してバイト

ヒットしてファイトを楽しむ

 

つまりチャミングしてライズがほぼほぼ終わりかけの時に進行方向へフライをキャストするのです。

鱒はとても目がイイですしフライを見切ります。

長い時間フライを見せておくのは鱒にフライを記憶させることになります。

なるべくフライは見せないようにして誘うのです。

こうすれば釣果は確実にアップします・・・と阿寒クラブは思っていますよ。

一度試しても損はないテクニックです・・あぁ~教えなければよかった。

 

ドラワカは人それぞれのメソッドやテクニックがあります。

僕のような考えの人もいればドバドバ撒いて勢いで釣る人もいます。

つまりは人それぞれなのです・・これが正解というのはないかも知れませんが、

なるべく自分も釣り場も鱒もコントローする気持ちを持つことが余裕を生みます。

心の余裕は釣る気(殺気?)を無くします・・・鱒は不思議と食いついてくれます。

ドラワカは楽しくのんびり遊ぶ釣りなのです。

 

 

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