本当に厳しかった9月と10月のドラワカ釣り。
阿寒湖の秋の釣り9から10月はほぼドラワカになりつつあるのがこの数年の傾向だ・・引っ張りでも釣れるけれどチャミングあっての岸よりですから。
アメマスは基本的に産卵遡上が続いているので稀にいいサイズのアメマスが釣れるけれど・・遡上前の個体はそっとしておいてほしい。
遡上から戻ってくるのは11月にはいってからが多いようで、ドラワカでも11月はアメマスが半分くらいになる。
まだまだ痩せている個体が多いのでチャムワカサギを飽食してメタボになるのは11月中くらいだろうか。
当然10月の狙いはほぼ産卵には無縁の虹鱒ということになる（川だと稀に秋産卵の虹鱒もいるけれど）
もともとがこの虹鱒を釣るために始まったのがドラワカなのだしね。
アメマスに比べて虹鱒は釣りやすい傾向にあることはドラワカ経験者ならば知っているところだ。
とにかく派手なライズでフライを食べて走り回る。
稀にバッキング迄引き出す個体も居て楽しい。
阿寒湖ドラワカ初めての人でも最初は「なんだ虹鱒か～」なんて思って釣りに来るけれどひとたびその暴力的なランと
鰭がきれいに尖った美形の放流魚を観ると考え方も変わるのは当然だ。
特に今年は「初めて釣りに来ました」って方とたくさんお話をしましたね。
そして阿寒倶楽部さんですよね？とかYouTube動画観てますよ！って声をもかけて頂きました。
嬉しかったね～
ドラワカ初めて・・見ているとすぐにわかります(笑)・・だいたいが「そこで釣っても何もいないよ」という場所でチャムして釣りしてますから。
チャムすればどこでもライズするわけではないし、釣れるわけでもありません。
だから僕たち阿寒湖常連組はスペースがあれば声をかけて呼ぶようにします。
なぜって？・・・・そりゃチャミングしたらたくさんの鱒がライズするよね。
自分がヒットしたって楽しめるのは1本だけ、だからどうせならみんなで釣れば楽しいじゃないですか・・・
仏の釣りだとダブルヒット、トリプルヒットなんてそうそう味わえませんがこの釣りならばあり得るから。
この釣り、上手い、下手は確かにあるけれど、チャンスはみな均等だと思います。
初心者だって、経験が浅くたって、男も女も子供も老人も・・とにかく誰でも釣るチャンスがいっぱいあるのがドラワカ。
実のところフライだってどんなものだって釣れるような気がする・・目玉が付いて横向いていて魚に見えるものであれば(笑)
見切られたりして初めて、「ちょっと違うな～」とか「サイズが～」「色かな～」とか悩めばいいのです。
今年フライを始めたカワハラ君は全くのド素人です。
「釣りしたいなぁー釣れて行ってよ」と言われたのが9月の末・・・どうせ10月はガイドもあるので手伝いでもさせようかと釣れていきました。
10月の初めは慣れさせるために阿寒湖と阿寒川へ行きました。
ド素人のくせに阿寒湖は阿寒倶楽部、阿寒川は中村ガイドととても贅沢なガイドに案内してもらっているにもかかわらずお凸・・そりゃそうです。
キャストもできませんしフライすら結べませんから・・・それでも連れて行ったのは阿寒湖と阿寒川に触れてほしかったから・・
帰ってくるときに車内で「どう？釣りの雰囲気わかった？」と聞くと「川を歩くのは楽しかったけれど、釣れていないから釣り自体はよくわからない」と。
「釣りたかったなぁ～」というので「次回はドラワカで釣ろうか？」と聞くと「釣れるの？」と。
「阿寒川よりは釣れる可能性はあるよ」ということで再チャレンジ・・阿寒湖2回目のチャレンジです。
キャスともまともにできないしヒットして走られても周りに迷惑掛からない場所・・誰も入っていないヤイタイ島へ行きました。
その模様は11月18日19時よりAC釣チャンネルで公開予定です、ぜひ観てね～
