2023年10月16日19時公開の動画は4番グラスロッドで釣る阿寒湖ドラワカゲーム後編です。
今年のドラワカ・・とても厳しいスタートでした。
昨年は9月中にはすでに大盛り上がりで、大島、小島、ヤイタイ島、ボッケジカタもよく釣れました。
気温水温がこれほど高い9月とは誰も予測はできませんでした。
阿寒湖釣エキスパート・・もはやレジェンド桶屋氏ですら経験がないシーズンだと話していました。
ようやく10月に入って気温も下がり始めたタイミングで阿寒倶楽部は大島へ入りました。
反応でもあれば!という軽い気持ちで気負いもなく臨んだのが良かったのか、まずまずの状況でした。
4番グラスロッド・・ティムコのグラスマスター・マリオウジニッキモデルは阿寒川での入魂を目的に持ち込みましたが、
なぜか当日の朝にこれも持ち込んでみようと2本体制で大島へ。
西風だったこともあってグラスロッドをチョイスしました。
撒き始めて30分ほどはライズもパラパラで遠くの方でのライズがある程度。
葦方向で釣っていた先行者がヒットしました。
南へ流れるこのブレイクには結構鱒が付きます。
そうこうしているうちになんと湾の方でもライズが始まりました。
数こそ少ないものの虹鱒の大きなライズもありました。
使用しているフライは今年の新作ソフトテールの縦浮きミノー。
何度目かのライズで僕のフライが咥えられました・・・余っていたラインは自動で巻き取られてリールファイトへ。
グラスロッドが描く丸い弧の粘りを感じながらやり取りをしました。
50㎝程の虹鱒は鰭も整って顔の尖った美形でした。
その後も適度なインターバールでライズがやってきてはフライをテイクしてゆきます。
ロッドを大きく合わせることもなくフッキングする・・・自分が上手くなったような錯覚さえも感じてしまいました。
3本目の虹鱒は推定で60くらいでしょうか・・とても強くてトルクがあるファイトは虹鱒というよりも大物アメマスか鯉?と思うほどでした。
その後はアメマスも釣れましたが、まだまだ産卵から戻ってきたような痩せた個体でした。
今後は虹鱒とアメマスの複合ライズが増えてきてより楽しめそうだな、などと思いながらお昼で釣りをストップしました。
しかし翌日はガイドで同じ場所へ入りましたが・・もう前日とは大違いで渋いのなんのって・・もう参りました。
何とか1本の虹鱒をキャッチしましたがあとはバレたり、ウグイだったりと散々でした。
葦際の場所まで譲ってもらいましたが、反応は乏しくなるばかりで結局お昼でストップしました。
まだまだ安定しないドラワカです。
北岸で行われているワカサギ漁でもワカサギよりもウグイの方が多く網にかかると嘆いていました。
この記事を書いているのは10月14日、かなり水温も下がって良い話も増えてきています。
今後に期待しましょう!