ドラワカガイド日誌10/11大島

ちょっと遅ればせながらガイドの状況を反省も踏まえて述べておきましょう。

阿寒倶楽部のガイドはとても小心者なので必ず下見・・調査釣行を行います。

なんだろうね・・・自分ではこの時期、この風、この天気ならばここへ行けば間違いない!

と分かっているのに不安になります。

でヒョコヒョコと調査釣りへ出かけてしまうのです。

当然前日の雨の日も阿寒湖へ・・予想通り、フィッシングランドに車は無く(お客さんの)ボッケジカタも人影なし。

それでも阿寒倶楽部はシンジュワン、ボッケへと向かいのです。

チャムワカサギを放り投げて待つこと数分、沖目から徐々にライズが寄ってきます。

これならば大丈夫、阿寒湖の鱒は僕を裏切らない・・などと勝手な解釈で自分を納得させて帰途へ着きます。

そして翌日朝6時ガイドスタートです。

天気予報は雨のち晴れ・・これが曲者でして・・一般的には午前中は雨が降っているけれど徐々に曇りに変わり、そして午後からは晴れ間が広がる。

アプリも時間帯別にそのような内容でした。

この日ご案内したのはご夫婦です。

ご主人は阿寒湖に何度も釣りに来られているいわゆる常連さんです。

ご婦人は1年に一度フライフィッシングをする、いうなればビギナーさんです。

渡船時間は小雨でした。

大島へ着くと曇っています。

釣り始めると青空が広がりへ始めました。

ついてから2時間の間で予報がすべて出そろいました・・こういう時って要注意なのです。

秋の空は移ろい易いのです・・女心と秋の空ってね・・昔の人は上手いこと言いました。

 

最初の釣果はご婦人でした。

何度もフライに出るのですが合わせのタイミングがなかなか決まらずにヤキモキしているときに大きなアメマスがフライをひったくるようにバイトしました。

最初に釣った明らかな60越えはガイドがミスしてリリースしてしまいました・・本当にごめんなさい。

2本目がこれで60に迫るサイズでしたが、こちらは奥様がこのままリリース・・見栄えの良い画像はありませんが素早いリリースが一番です。

 

雄阿寒岳に雲がかかって雨が降り始めました。

それでも根気よく釣り続けるご夫婦にダブルヒット・・阿寒湖アメマスはご夫婦にも優しいのです。

カメラ位置の関係でご主人の画像はありませんが「鯉のようなアメマスでした」

その後も天気が目まぐるしく変わる中、釣り続けるご夫婦。

終了間際にも奥様は本日3本目のアメマスをキャッチしました。

1年ぶりにフライロッドを振るということでしたが、開始前のご主人のキャスティングレッスンで一気に覚醒したようです。

そして最後に大きな笑いをもたらしてくれたのはご主人でした。

安全のために腰につけていたライフジャケット(ベルト)が自動膨張の為に膨らんでしまったのです。

あまり立ち込まないので大丈夫かとは思っていましたが少し深いところへ立ち込んでしまいました。

このような安全への配慮も欠かさないご主人の姿に僕は感激しましたね。

そして阿寒倶楽部ガイドも安全に対して気持ちも新たにすることができました・・ありがとうございました。

かわいい・・と奥様も微笑んでいました。

 

お二人の動画は阿寒倶楽部のYoutubeチャンネル AC釣チャンネルの限定配しております。

阿寒湖のドラワカフィッシングは

フライフィッシング初心者の方も、しばらくやっていなかった方も、女性もお子様でも楽しむことができます。

阿寒湖の寒い秋限定ではありますが暖かい服装で楽しみましょう。

ガイドのご依頼は阿寒倶楽部まで

 

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