阿寒からの帰りに眠くなって峠の駐車場で寝ました。
暑くて15分くらいで目を覚まして峠を降って川へ行きました。
軽いゲーター持ってくればよかったなぁ~と反省するも川へ降りました。
「気持ちいい~、泳ぐかっ」
ともかく釣りを始めましたが何かモチベーションがないと気分が乗らないので
阿寒川で試ぶりしてニジマスに逃げられたバンブーで潜むワイルドレインボーを釣ることにしました。
実はこの川10年位前に橋の上から見つけたライズする虹鱒を4番ロッドで釣りあげたことがある川なのです。
50㎝くらいはあったニジマスがヒットと同時に流心へ爆走してジャンプして降ろうとするのをバシャバシャと川の真ん中迄走って行って虹鱒を急旋回させて上流へ向かわせて何とかランディングした思い出の川なのです。
降られると岩盤の荒瀬なので100%キャッチできないこと知っていましたから必死でした。
そんな思い出を携えて釣り始めましたが小さな魚がぴちゃぴちゃライズしているけれど僕のステュミレーター8番は咥えられないのだよ!
結局いい川なんだけれど何事もない「単なる涼み」になりました。
下流のいい場所はどうなったかな?
2016年の台風10号はこの川を氾濫させて町を水浸しにしてJR線路も破壊し大きな被害をもたらしました。
その1週間後に阿寒湖へ向かう途中この川を見た時驚きました。
川の堤防の斜面が全て削り取られてみたこともない景色になっていました。
交互通行で待つことになった橋の手前。
釣りどころではない惨状に1日も早い復興を願わずにはいられませんでした。
それから6年がたってまだまだ爪痕は残るものの川も流れて幾分高くなった堤防には随分と緑が戻っていました。
下流へ車を走らせるといつもの川沿いの駐車場所は空いていた。
そこに車を停めて木立のトンネルを抜けて川へ・・と思ったらそこは大きな広い河原で車が数台止まっていました。
川まで車で行けるのね・・・
そうなると川の流れもポイントも全く見つけられない・・まるで初めての川ですね。
フラットで早い流れの川はそれほど魅力はありません。
木の下の深みで反転流にのって流れる虫を食う大きなニジマスも岩盤に潜むアメマスも見つけることはできませんでした。
少し上ると鬱蒼とした森の暗い流れに潜んでいたアメマスが僕の足音で急に淵へ逃げ込むこともありませんでした。
でも・・・
これから先この川も少しずつ昔と同じとはいきませんが本来の川の姿を取り戻し、
虹鱒もアメマスも正しく付くようなポイント増えてくると思います。
またその頃、眠気覚ましに避暑を兼ねて釣りに来たいと思います。
明日7月28日18時よりご視聴できますAC釣チャンネル動画は「バンブーロッドで狙うワイルド虹鱒」というタイトルですが
実際に釣れたのはベイビーサイズの虹鱒です。
動画自体は涼し気なイメージですので暑さを和らげられたら!と思います。