AC釣チャンネル次回の公開動画は
Toshibetsu river 利別川の釣りです。
毎年釣りをするこの川は地元の釣り人は勿論、北海道内の釣り人にも人気の川です。
川幅の広いところもありますが、基本的には平野の渓流という感じです。
対象魚は虹鱒です・・ヤマメやアメマスも時々釣れます、もちろんウグイも良い感じです。
5月後半から6月にかけては豊富な水生昆虫が一斉にハッチして川一面にライズが広がることもあります。
日中などは草に覆われた川岸でひっそりライズする大きな虹鱒もいれば、
モンカゲやヒゲナガ時期には瀬の中から大きな虹鱒が出てくるときもあります。
良い川なんです。
6月、阿寒湖、阿寒川でほぼほぼ過ごしている阿寒クラブも時にはお休みがあります。
のんびり目覚めてコーヒー飲んで朝飯食って・・・さて今日は何をしようかな~が
10分後にはどこで釣りしようかな?に変わっちゃいます。
今年お初の利別川へ行きました・・それも10時くらいから用意して出発。
着いたらもう11時。
まぁライズはお昼過ぎだし、2時過ぎたほうがイイ感じだし・・くらいの緩さです。
駐車してウェーダーを着ているときに「何か匂うな?」って
道端で「〇んこ」でも踏んづけたかな?
シューズを見てもそれらしきものはない・・
そう思いながらも準備整って川へ続く藪の中の小道を進むと
「うわっわぁぁぁぁ~、くっさぁ~!!これって熊の臭いじゃね!!」
物凄く臭い・・くさいくさいくさい・・クマ牧場じゃねぇのか~ 、とりあえず熊ホイッスルをけたたましく何度も鳴らす。
車にある古い熊スプレーを道へ噴霧(1秒くらい)腰のやつは新しい奴。
参ったなぁ~、やめようかな、どうする? もう一度小道へトライするもやっぱり鼻が曲がった。
しばし車に入って悩む。
しばらくあたりを注視してもそれらしき気配はない・・もういないか?。
入る場所を30mくらい変えてみた・・そこは臭いが先ほどのところよりは薄い・・残り香かな。
河原の手間に砂場があるのでそこら中を探索してみたが足跡らしきものは見当たらない。
気のせいにしては臭いがあまりにもリアルすぎる。
熊ホイッスルを鳴らしながらポイントへ向かった、 やっぱり釣りするんかい!
川岸の木立には臭いはない・・つまり駐車場所付近を徘徊していたのか、通ったのか。
日本全国で熊の目撃情報が定番のニュースになっている昨今。
人の生活圏での目撃や農作物被害・・起きて欲しくなかった人身事故まで。
朱鞠内の事故が思い起こされる。
一般人に比べて釣り人は熊に遭遇する機会は何倍も多いはず。
なのにもう大丈夫だよね?なんて気持ち・・
釣り人は釣り場を観ると油断と慢心が勝ってしまう生き物だと感じた次第です。
あぁ~情けない・・撤退する勇気を持ちたいものです。
結局その為なのだろうか釣りにも集中できていない感じでよくバラしていた。
とまぁそんな動画です。