2025年4月9日から4月12日まで道東の湖と川へ釣りへ行った。
結果としては今一の内容だったが、初めての釣り場も含めて実りある釣りだったと思っている。
メインは別寒辺牛川のアメマス釣り。
この数年毎年4月の初めか2週目には遊ばせてもらっている。
河口の釣り場ゆえに潮の干満差による影響の色濃く出る釣り場で、その判断は難しい。
しかし元々の魚影の濃さがそれさえもカバーするような気がしている。
過去の釣行でもアメマスのコンタクトがなかったことは一度もないし、毎年最初の大物はこの川から僕の手に横たえられることが多い。
8日自宅を出て最初に向かったのは屈斜路湖。
元々は塘路湖へ行く予定であったが、ニュー阿寒ホテル365日の釣りの輪嶋氏が塘路湖を前日に訪れていて
まだ結氷していると自身のブログで公開していた。
それならばとユスリカ情報が出始めていた屈斜路湖へ向かったのだ。
屈斜路湖の砂湯は僕にとって初めて立ち込む釣り場だったので期待感もあった。
早朝に入っていた釣り人とも駐車場でお話をさせて頂いて情報もいただけた。
好調といえる情報ではなかったがライズもあるようだった。
立ち込んだ位置も悪かったのだろう、ライズも遠くてなかなかキャストレンジまでは入ってこなかった。
そうこうしているうちにどんどんライズもなくなって無風の静かな湖に代わって行った。
新たにいらした釣り人の立ち込む位置を観てなるほど、そこなのね・・勉強になりました。
厳しいですねと戻ってきたこちらの釣り人と1時間ほど湖岸で話をした。
とても楽しくて、実になるお話ありがとうございました。
しかし楽しい時間も突然の雨に襲われて終わとなった。
別寒辺牛川の釣りは10日11日。
両日ともに潮の動きは良くない。
早朝がともに下げの時間があっていいように思うが老人釣り師は朝はのんびりしたい。
レイクサンセットのベッドから出るのは6時。
コーヒーを飲んで朝食を食べ、それから準備をして出かけるのが8時と釣り人としては失格であろう。
10日別寒辺牛川の駐車場所に着いたのが9時頃、地元勢はすでにいなくなって駐車場には数台の車。
戻ってきた釣り人に話を聞けば朝は何本か釣れたが、全体としてもあまりよくなかったとのこと。
まぁそれは想定内ではある・・・それでもこの川にはアメマスが群れている・・妄想。
いざ釣り始めてみるとまさにその通りで、フライラインは下流へ流れず、キャストするたびに水草が絡まる。
ブツブツ言いながらも頑張るが何も起こらない。
ショートバイトが唯一のコンタクトでそれも2時間で2回ほど。
完全な潮どまりの時間で戦意喪失・・後ろを振り返れば輪嶋氏の姿。
一言二言お話をして次の釣り場へ向かう老人・・まだ午前中だしね。
実はその後の輪嶋氏、上げ潮の時間に入って突然釣れ出して、ずいぶん楽しい思いをしたそうです。
粘れる人と粘れない老人の差が見事に出た結果となりました。
さて翌11日は最終日なんとか1本別寒辺牛川サイズを釣りたいと少し早めの7時出発(笑)
8時に到着すると昨日よりは車が多い・・人も多い・・少し期待感アップ。
人が多いということは釣りができるポイントが選びにくいことがある。
本命ポイントにはやっぱり人の姿・・お断りして少し下流へ入る。
ここから50mほど釣り下れれば良いだろうと思っていたら、新たな釣り人がその先へ入った。
こうなると若干移動できるものの川に居ながら同じところに立ち込む湖スタイル・・
先に入った釣り人のロッドがきれいに曲がっていた。
ありゃりゃである。
曲がるってことはそのうちこちらにも来るだろう・・こういう楽観的な発想ができるのがこの川の魅力でもある。
しかしさすがに30分過ぎてもあたりもないし、後ろのルアーチームも釣れちゃうし。
少し焦り気味の老人のロッドが曲がったのは釣り初めて40分経ってからだった。
何とか50㎝ほどの元気なアメマスが釣れてホッとしたのだろう冷静にみるとライズも近くであるし
鱒のヒットポイントが意外に岸際だったことが分かってあまりラインを出さずにスイングで食わせることが出来るようになった。
ただし、釣れてくるのはアメマス君サイズだったけどね。
そろそろ潮どまりという時間になって今日一番の強い当たりがあった。
ネットインして岸際で計測すると65㎝・・・別寒辺牛川サイズのアメマスであった。
実にウレシイ1本・・もう今日の釣りは充分です。
その後何本かは出たがアメマス君サイズばかり。
釣り人も減ってきて最初に狙ったポイントへ入ることが出来た。
そして意図せぬ強い当たりに興奮したのは数秒だった。
恐らく今日一番のアメマスだったのではないだろうか・・・
こうして僕の別寒辺牛川は終了しました。
今年はまだYoutubeのAC釣チャンネルは2本しか公開していないので早めにお見せしたかったがこれがまた思うようにいかないのよ。
なんとか公開できるようになったのだが・・・