古い木製のランディングネットをラバーネットに

ヤル気が欠如している鱒の相手をするのは時に面白く、時にめんどくさい。

大概底にへばりついてフライを流しても上を向かない鱒。

手段としてはニンフを鼻先・・口先へ流し込んでやってちょいちょ誘ったりして様子を見る。

運よく食い気を誘発する時もあれば、全く無視したり、あからさまに移動する鱒もいる。

自分の思惑通りに鱒が動いても食わないような なにくそっ!て思えるような鱒に対しては俄然ヤル気が出るが、

面倒くさそうな意志がもろに見えるような鱒を追いかけるほどの執念はない・・・フン!こいつヤル気ないんだ。

つまりヤル気は自分勝手な思い込みが正となったときに表面化するが、

平常時の自分のヤル気は鱒以上に底にへばりついていてとても面倒な存在である。

長々と何を書いているのかといえば、

古い木製のランディングネットにラバーネットをつけるのは自分に何かしらのヤル気を起こさせる必要があった。

実はこの数年ランディングネットを新調しようと考えていた。

パタゴのウェーディングサポートベルトのネットスリーブに差し込めるタイプだ。

候補は2つ

Fishpond Nomad とbrodinともにカーボンファイバーのミッドレングスのやつだ。

軽くて水に浮いておまけにラバーネット、実に申し分ない。

しかし高すぎる!

円高の影響を受けてバカ高いネットになってしまっているのだ。

4万弱をネットにつぎ込むのは僕としては痛い。

それでももうすでに1年ほど悩んでいるのは未練があるからだ。

パタゴのウェーディングサポートベルトのネットスリーブに差し込むとカッコいいだろうなぁーという安易な自己陶酔。

モヤモヤしてゴロゴロしている、そんな時にベッド下で発見を待っていたのが木製のランディングネットだった。

ヤル気のスイッチが入れば動作は67歳とは言え早い。

あっという間に完成した・・・ただ完成度に関しては微妙な感じもするので、

今年使い倒した後に変更することもあり得るが・・案外ヤフオクなんかで見つけてカーボンネットを購入しているかもしれない。

全長はジャスト60㎝、グリップのところに50㎝、55㎝のサインを入れた。

白い丸のところが45㎝だ。

ただしこのネットは阿寒湖や阿寒川の60㎝が頻繁に出るところでは使えないかもしれないなぁ~

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