ボストンからほぼ毎年釣行にいらっしゃるA氏は世界の釣りを楽しんでいます。
そして70歳を超えて今のチャレンジはスペイキャストと本流の釣り・・素晴らしい。
機会があれば利別川、別寒辺牛川、十勝川、釧路川、天塩川へお連れしたいものです。
今回は13日と14日が釣り日
13日は阿寒湖、14日は阿寒川の予定です。
前日に釧路空港へお迎えに行き、夕方から阿寒湖温泉で夕食をご一緒しました。
世界の釣りの話を聞くのが楽しい阿寒クラブはこの時間が大好きです・・数年前には二人でコロナに掛かっちゃったこともありましたけどね。
さて13日の阿寒湖は好天・・すぎる
それでなくとも厳しい阿寒湖、モンカゲ時期にしてモンカゲは少なめのハッチはあるがアメマスが何故か岸よりしていないという事実を阿寒クラブは知っています。
その事実を伝えたうえでのポイント選びは困難を極めます。
ましてや阿寒クラブといえば北岸・・そうお得意にして大好きな北岸が今年は釣り禁止・・渡船禁止なのです。
砂浜付近に生息している熊が子供を連れてうろついているようです。
例年だと6月くらいになれば親離れなのか子離れなのか・・になるのですが、今年はずーと3頭だそうです。
朝一5時から渡船する釣り人が多いので、阿寒クラブは9時過ぎから渡船するようにしています。
一通り釣りをして移動する釣り人がいることや、モンカゲのハッチは基本的に10時過ぎから増えてゆくのはいつものことなので、
そこに合わせてのんびり出てゆきます。
今日は小島へ行きました。
5時に周辺を観て回ったときには3名が小島へ4名が大島へ渡船していました。
小島の釣り人が東邦舘御宿泊の常連さんです。
渡船するとその常連さんが迎えてくれて釣り情報をくれましたが、
やはりあまり良くないようです・・・残念。
ゲスト氏いつもはバンブーロッドでドライフライフィッシングですが今回はスイッチロッドでスカジットキャスト。
日頃は川でキャストしているとあって慣れた手つきでスタートしました。
しかし阿寒湖立ち込む位置が腰付近になるのでいつものキャストとはフライラインの置き場が違うので少し戸惑い気味でした。
あまりたち込む必要もないのがモンカゲ時期の釣りなのですが、今年に限って言えばこの時期でもメインはワカサギなのです。
ストリーマーをキャストするのはやはりかけ上がり付近へ近づく必要がありました。
しかし、そんな心配をよそにゲスト氏、きれいなアメマスをヒットさせました。
スカジットキャストでの1本、記憶に残るのではないでしょうか。
静かにリリースしてさて次なる1本を・・・しかしここからが困難の連続でした。
小島の岩盤のポイントをすべて釣りました、フライもストリーマーやドラワカ迄も投入しましたが反応なし。
流石にゲストも「いないですねぇ~」
午後からは別ポイントへ渡船する予定だったので気分転換に奈辺久さんのお昼に誘いました。
奈辺久さんのお昼はそばとワカサギ天丼ハーフが定番の阿寒クラブですが
今週だけは違います・・・ヒメマス定食がたべられるのですね。
毎年1週間ほどでヒメマス漁が終了するので生のお刺身が食べられるのは1週間ほどなのです。
阿寒クラブは昨日も食べましたが、今日も食べました。
ゲスト氏も大喜びでした。
意気揚々と次の釣り場へ向かいましたが・・・もうここのお話はいらないでしょう
東風が強まってキャストも厳しく、モンカゲはハッチするもののライズも反応もなく終了。
ゲスト氏が今日は早めに夕食へ行こうとなりまして・・・
というわけで本日の釣果は1本・・これってガイド失格でしょうか
まぁメインは明日の阿寒川です・・・といいつつも結構落ち込む阿寒クラブでした。