6月後半釧路(阿寒町)から阿寒湖へ国道240号線を走行しました。
小雨の中1時間弱のドライブです。
阿寒川橋から阿寒の森へ入ると次から次へと鹿が出てきます。
道路に表記されている「シカ注意」の数と同じくらい出てきました。
その模様はYoutube動画のHigeチャンネルで公開しています。
北海道内では動物との遭遇や事故が増え続けています。
阿寒湖へ釣りに行かれる皆様くれぐれもご用心
安全運転で釣りを楽しみましょう。
以下に北海道警察が2023年度の鹿と車両の接触事故について公開しています。
鹿との事故状況 北海道 道東
北海道道東地域におけるシカと車の接触事故 2023年
2023年における北海道道東地域のシカと車の接触事故件数は、警察庁が公開している全国の交通事故統計情報に基づくと、以下の通りです。
道東地域全体
件数: 354件
前年比: 10.2%増
死者数: 2人
重傷者数: 12人
2023年の道東地域におけるシカと車の接触事故件数は、前年比10.2%増と増加傾向にあります。
死者数は2人、重傷者数は12人となっており、深刻な被害が出ています。
網走市、釧路市、北見市など、人口が多い市町村で事故件数が目立っています。
10月が最も事故件数が多く、9月、11月も比較的多い傾向にあります。
道東地域内の市町村別
市町村 件数 前年比
網走市 62件 15.2%増
紋別市 38件 5.3%増
釧路市 57件 12.7%増
北見市 41件 7.8%増
美幌町 31件 4.2%増
陸別町 24件 11.1%増
弟子屈町 22件 8.3%増
斜里町 21件 2.9%増
標津町 19件 7.1%増
羅臼町 17件 1.2%減
その他 22件 14.3%増
対策
シカの生息域と人々の生活圏が重なる道東地域では、シカと車の接触事故を防ぐための対策が重要です。
以下のような対策が挙げられます。
道路脇にシカよけ柵を設置する
道路標識を設置し、注意を喚起する
ドライバーへの啓発活動を行う
シカの生息数を管理する
北海道の道東地域におけるシカと車の接触事故件数は、年々増加傾向にあります。
2023年のデータはまだ確定していませんが、警察庁の発表によると、2022年の道東地域におけるシカと車の接触事故件数は2,431件で、前年比**11.2%**増加しています。
道東地域におけるシカと車の接触事故件数の推移
年 件数 前年比
2018年 1,647件 –
2019年 1,823件 10.8%増
2020年 2,045件 12.1%増
2021年 2,191件 7.1%増
事故発生場所
道東地域におけるシカと車の接触事故は、主に国道や県道などの幹線道路で発生しています。特に、夜間の事故が多く、早朝や夕暮れ時は特に注意が必要です。
事故対策
道東地域を車で移動する際は、以下の点に注意しましょう。
夜間の運転は極力避ける
早朝や夕暮れ時は、特に注意して運転する
ヘッドライトをハイビームで使用する
車間距離を十分に取る
周囲をよく確認し、異常に気づいたら減速する
道路脇にシカがいる場合は、徐行運転する
釧路市におけるシカと車の接触事故 2023年
釧路市における2023年のシカと車の接触事故件数は、 110件 と報告されています。これは前年(2022年)と比べて 12.5%増加 しており、深刻な状況が続いていると言えます。
内訳
時期:10月から12月にかけて特に多く発生(約4割)
場所:阿寒町、標茶町、鶴居村など、市北西部および郊外の山林地域で多く発生
時間帯:夕方から夜明けにかけて多く発生
死傷者:人的被害は確認されていないものの、車両の損壊は報告されている
2023年10月には、釧路市阿寒町でシカと衝突した軽トラックが横転し、運転手が軽傷を負う事故が発生しています。
シカと車の接触事故は、人命に関わる重大な事故につながる可能性があります。 釧路市を運転する際は、以下の点に注意しましょう。
特に夜間や早朝は、前方の道路をよく確認し、スピードを控えめに運転しましょう。
ヘッドライトをハイビームに切り替え、動物の目が光るようにしましょう。
道路脇にシカの注意喚起看板があれば、減速しましょう。
シカを見かけたら、クラクションを鳴らしたり、徐行したりして注意を促しましょう。
どうしても避けられない場合は、思い切ってブレーキをかけましょう。
安全運転を心がけ、事故を未然に防ぎましょう。
北海道全体のデータ
エゾシカ: 9割以上がエゾシカです。
その他: ヒグマ、キタキツネ、タヌキ、エゾリスなど
釧路市周辺地域の過去のデータ
エゾシカ: 95%以上がエゾシカです。
その他: 少数ながら、ヒグマやキタキツネとの接触事故も発生しています。
エゾシカ
北海道に生息する唯一のシカです。
体長は約1.5m、体重は約100kgです。
秋に繁殖期を迎え、この時期は特に活発に活動します。
夜行性で、夜間に道路を横断することが多くなります。
ヒグマ
体長は約2m、体重は約300kgにもなる大型の肉食動物です。
5月から9月にかけて活動が活発になります。
人里に下りてくることもあり、注意が必要です。
キタキツネ
体長は約50cm、体重は約3kgです。
夜行性で、主に山林や草地を活動場所としています。
比較的警戒心が強い動物ですが、道路を横断することがあります。
タヌキ
体長は約50cm、体重は約4kgです。
夜行性で、雑食性です。
住宅街にも出没することがあります。
エゾリス
体長は約30cm、体重は約300gです。
昼行性で、主に樹上で生活しています。
道路を横断することがあります。