5月29日と30日の二日間のガイドも無事に終了しました。
今回のガイドはゲスト氏の要望で阿寒湖の釣りスポットの案内と釣り方のレクチャーなどがメインでした。
阿寒湖の釣りスポットは
- 渡船を使う北岸、大島、ヤイタイ島、小島
- 徒歩アクセスが可能なボッケやジカタ、大島前、ガレバなど
1日目は風向きの関係でヤイタイ島と大島を選択・・小島はすでに体験済みとのことでした。
2日目は北岸をヤイタイ崎から砂浜まで湖岸を徒歩で移動しながらの釣りレクチャー。
ヤイタイ崎に1時間、イシカラに2時間など各スポットに立ち位置、キャスト方向、沈めるカウントなどをレクチャーの上、実釣するという具合です。
一投目で釣れる時もあれば連発することもあります、が2時間ノーバイトという場合もあります。
釣れているときの移動は後ろ髪を引かれる思いでしょう・・でも移動します。
1日目はヤイタイ島へ渡船しました。
各スポットは27日まではまずまずの状態を維持していましたが28日からは岸釣りが苦戦をしだします。
ユスリカなどが姿を消してそれにライズするアメマスもいなくなりました。
同時にワカサギの姿も消えました。
若干ですが岸から離れた場所でのライズが多くみられました。
ヤイタイ島でも沖合のライズはあるものの岸際では散発、底を引いても表層を引いても反応が薄い。
この日はガイドも釣りましたが反応を探すのに必死でした。
ヤイタイ島の全スポットを釣りましたが何度かバイトがあって小型のアメマス2本をキャッチしただけでした。
その後大島へ移動するもキャストも厳しい北東風の風を避けながら各スポットでレクチャーをして釣りをしましたが大島は反応なしで終了でした。
なんとも厳しい阿寒湖が再び復活しましたね。
2日目は今回のメインスポット北岸です。
ゲスト氏北岸は未経験の地です。
ヤイタイ崎へ渡船して最終目的地の砂浜迄岸際を歩いて釣りをします。
北岸にはヤイタイ崎から東へ向かって、イシカラ、恩根内崎、恩根内、イタヤ、ワンコ、砂浜のイシカラがあります。
各スポットに与えられた時間は1時間ほどです。
前日の厳しさを実感しているゲスト氏とガイドは短い時間を有効に使いながらレクチャー、釣りで進んでゆきました。
しかしながら北岸も前日同様にアメマスの反応が良くありません。
先週のユスリカの爆釣劇からわずかに4日後の激変・・・アメマスはどこに?
シングルハンド、スイッチロッドのキャストテクなども交えて各ポイントの攻略方法をお伝えしましたが肝心のヒットがなければ「絵に描いた餅」
困ったガイドでしたが粘り強く、キャストを繰り返すゲスト氏にアメマスは応えてくれました。
何とか3本の黄金アメマスをヒットしてキャッチ。
おまけに3本のウグイもヒットしました。
最終地の砂浜ではドラワカへのバイトもあって期待も高まりましたが吹き出した東風にライズも消されてストップフィッシング。
歩いている途中にはセミの合唱もあり湖に落ちているセミを何匹も見ました。
あと数日もすればこれらを捕食するアメマスの姿も見られるかもしれません。
夜はゲスト氏と阿寒湖の両国さんで懇親会。
本日最終日のゲスト氏からラインが入りました。
大島で54㎝のアメマスをキャッチしたとのことでした・・・素晴らしい~。
ガイド居ない方が釣れるのか・・・少し複雑なガイドでしたが、
ゲスト氏が良い釣りで阿寒湖の旅を締めくくられたということでホッとするのでした。
またの御来湖お待ち申し上げます。