北海道マラソン2025、9日後改めて応援のチカラに感謝する

北海道マラソンから10日・・・

老人ランナー(ランナーというのは少し気恥ずかしいが)は何とか足の筋肉痛によるむくみから解放されて走れるようになった。

昨日はマラソン後初の10㎞ジョギングをした。

改めて10日前に走った北海道マラソンを振り返ってみた。

やっぱりあの場所は特別な場所であったと思う。

MGCを目指すランナーにとっては重要な位置づけで負けられない大会だろうし、

日頃のランニングで鍛えた脚で自身のタイムの更新を目指すランナーにとっても気合の入った大会だ。

僕自身は昨年いただいた沢山の応援のチカラを再び体に注入したい!されたい!という気持ち。

それだけ北海道マラソン・・もちろんほかの大会だって同じように応援は素晴らしいと想像できるが・・

で得られた喜びはサイコーだったのだ。

なので今年はその応援の様子を撮影して応援してくれた方々へお礼ができればなぁ、という思いでした。

DJI OSMOaction4をトレランパックの前に設置して給水ポイントや応援の様子を映しながら走った。

しかしいざ編集してみるとその様子は伝わりにくいものだったと反省している。

一番気になったのは個人や団体でも応援者の顔をそのままYoutube動画に公開していいのか?

通り過ぎるだけの映像でいいのか?という2つの部分。

 

動画を公開するにはYoutube動画などが最適なのだが個人の顔はやはりあまり正確に映さない方がいいだろうし

出来る限りその部分は避けて撮影をした編集でも大きなアップはしないようにした。

その為にただの通り過ぎるだけの映像感がばかりで自分が期待していた感動部分が薄れていた。

そしてとても重要だと思ったのは「音」「声」・・

自分を感動へ導いてくれたのは応援の声でありそれはある種のミュージックなのだ。

やはり二つ目にも書いたように立ち止まって映してこそ応援のチカラなのではないか!

個人の方には説明して撮影してもいいかの確認を得て映せばいいし、ブラスバンドや給水所は止めって全体を映すべきだと思った。

ただ応援風景を映せば、それで伝わるようなものではなかったなぁ~と反省している。

課題は見えたことで来年、応援は音楽だ!をテーマに新たにトライする気分も出来上がってきました。

終わった直後は「来年は走らないで応援ボランティアを目指す」と思ったけれどね。

 

そんな反省だらけの動画を観て改めて

北海道マラソンの応援のチカラはサイコー!!

北海道マラソンの応援は本当に素晴らしい・・何度も書いているけれど感動の連続。

僕のような一人で参加しているランナー(ランナーというよりもジョガーがあっている感じ)にとって自分の応援団は沿道の人々であり、ボランティアの方々。

チームで参加しているランナーは走りながら会話したり、励ましたりできるだろうし、

バラバラに走っていたとしてもどこかで繋がっている安心感みたいなものがあるはずだ。

プレッシャーになることもあるだろうがそれさえも大切な繋がりだ。

 

2024年初めての参加で応援の力を身をもって体験できた僕は本当に幸せだった。

初マラソンランナーにとって42.195㎞は想像すら及ばない「魔界」であった。

完走なんて欲張り過ぎじゃないか!途中棄権やタイムアウトでもまぁ良いだろうっていうのが自分の考えだったし家族も同じようなイメージだったと思う。

ところがいざ走り出してランナーだけじゃなく応援の人の多さに戸惑いながらも10㎞、20㎞と距離を伸ばしいよいよ折り返してからの30㎞。

過去に1度だけ30㎞は走ったことがある・・走ったというよりも5㎞は歩いた感じだ。

そんな程度だから30km以上を走ったことのない僕にとって全くの未知の領域へ足を踏み入れたのが昨年の2024年大会なのだ。

脚だって攣りそうで攣らない微妙な感覚だったし、足が上がらずバタバタしながら走っていた。

それでもビギナーの僕がヨタヨタでも走り続けていられたのは沿道から常に聞こえてくる応援の存在があったからだ。

マラソン好きな人たち、給水にいる学生さんや沿道のおとーさん、おねぇ~さん、おじちゃんおばちゃん、

自ら私設の給水ポイント(コーラや、おやつ、タブレット、おまけに冷却スプレーまで用意して)で応援してくれるマラソンマニア?

和太鼓だったりブラスバンドだったり、休日返上で応援マーチを奏でてくれる学生さんとそのOBやOG

全てが僕を応援してくれている!と思えるほどに気持ちが高揚した。

いつしか声がかかるたびに手を振って「ありがとー」と声を出して応える自分。

67年の人生でこれほど情熱的で愛にあふれた応援をもらったことがあっただろうか。

(一番の応援者、家族は除いて・・)

体といわず頭といわず目といわず・・汗を流しながら僕は走り続けていた。

気がつけばそこは北海道庁の赤レンガ・・・僕は「おかえりー」というフィニッシュのアナウンスを聞いた。

書いているだけでこみ上げてくるものがあるね。

 

そして再びこの応援を浴びたくて北海道マラソン2025へエントリーしたのだ。

マラソンに出るなんて凄いなぁー、体力あるなぁー、暇なんだな~(とは言われないが)

ってよく言われるけれどこれは凄くもなければ体力が有り余っているわけでもない・・もちろん暇でもない。

北海道マラソンの場合(僕はこれしか知らない)

日常的に体を動かす習慣があって週末は外で体力的な遊びができ、走るコースを何となくでも頭に浮かべられる人であれば25㎞は走れると思います。

残りの17.195kmはメンタルの強さがあれば完走です。

そしてその17.195kmのメンタル強度を何倍にも引き上げてくれるのが応援なのじゃないかな。

さぁ、あなたも北海道マラソンを走りましょう。

そして体の隅々まで札幌市民の愛の応援を取り込んでください。

明日から全く違った人生が始まるはずです・・個人差はあるかもしれないが(笑)

北海道マラソン2025WEB参加証

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