8月31日開催の北海道マラソン2025
今年も沿道のたくさんの応援に背中を押されて完走できました。
給水のボランティアスタッフの学生さん、各ポイントの太鼓や吹奏楽の皆さん、そして一般のマラソン好きの市民の皆さん、
本当にありがとうございました。
頑張れー、がんばってー、まだまだいけるよー、ここからここから、
あと3kmで折り返しだよー、よくここまで来たぁー、もうゴールはすぐそこ、
ラストラストー、よくやり切ったよー!!
いやぁ~思い返すと涙が出ます・・・走っているときに聞いたその声が老人の脚を動かしていたのだと思います。
今年はDJI OSMO action4をパタゴニアのスロープランナーパックに忍ばせて走りました。
目的は給水や応援風景を撮影しながら走るためです。
昨年初マラソンでこんなジイさんが完走できたのは間違いなく「応援の力」なのです。
このような素晴らしい応援がスタートからフィニッシュまで続くこと、これが北海道マラソンの魅力なのだと感じました。
この模様は動画にしてACチャンネルで公開したいと準備してますよ~。
今年は20781人が走りました・・・ついに2万人超えました。
昨年(19450人)よりも1300人ほど多いだけなのにものすごく混雑した状態でした。
昨年はマラソン自体初体験なのですべてに戸惑いました。
とりわけスタート直後の混雑に驚きつつ5㎞程までは人込みの中をただぶつからない様に注意して走っていました。
今年はさらにその上をいくような混雑、様々なトラブルをしのぎながら、落ち着いたのは平岸街道へ入ってからでした。
前半の7㎞くらいでスペース確保のためにスピードの上げ下げがあって結構足を使った感じでした。
それが影響したのでしょう、異変は15㎞あたりから、左の脹脛が攣りだしました。
まず最初のコムレケアを服用しました。
新川通りに待機していた収容バスを見ながら「今年はこれかも」って思いましたね。
給水やスポンジは必ず取るようにしながらも、時間短縮のためランナーサポートエリアは素通りです。
30㎞までは心臓の鼓動のように痙攣を繰り返す脹脛をコムレケとエネルギージェルを入れ何とか凌ぎました。
しかし右脹脛にも違和感が出始め、新川通りから西野屯田通りに入って給水所に寄った後に左脹脛に激痛が。
思わず分離帯にある芝生に倒れ込みました。
必至に左足首をもってアキレス腱を伸ばしながら脹脛の緊張を解きました。
マッサージをしながら何分くらい座り込んでいたのかは分かりませんが少し落ち着き足首が動かせました。
次足がつって同じ状態ならば棄権だろうなぁ~と思う反面あと7㎞くらいだから歩いてもゴールできるかも?
とにかくヨタヨタ走り出せました。
栄町通りでも「ゴールはもうすぐだよ!さぁ行こう!」応援が心と足に響きます。
北大に入って私設応援団でコーラを頂いて、少し復活したような気がしました。
道庁の和太鼓の音がもうすぐゴールだと告げます。
駅前通りにできている人垣を観ると足の痛みは消えていました。
ゴール!!
フィニッシュエリアを過ぎて、メダルをかけてもらい、タオル、カップの完走セットをもらうとゴールした実感がわきました。
道に座り込んでいる人や記念撮影をしているグループ・・昨年も見た光景が広がっていました。
昨年よりは11分ほど早いゴールでした。
一応やんわりとした目標の4時間45分は達成できませんでしたが十分満足できるフィニッシュでした。
後日発表された北海道マラソン2025の完走者数は16836人でした。